いつ訪れても魅力的な街、京都。
しかし、「どこに行っても人が多くて疲れてしまう」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、京都の情緒を静かに、かつ最大限に満喫するための「早朝観光」と、比較的混雑の少ない穴場の名刹をご紹介します。
京都観光の代名詞とも言える「清水寺」。
昼間は修学旅行生や外国人観光客で溢れかえりますが、実は朝の6時から開門していることをご存知でしょうか?
私は朝6時半に清水寺に到着したのですが、境内は驚くほど静か。
澄んだ朝の空気の中、「清水の舞台」から京都市街を一望すると、言葉を失うほどの美しさと開放感があります。
あの有名な「音羽の滝」も、行列に並ぶことなくスムーズにお参りすることができました。
参道のお店は閉まっていますが、静寂に包まれた八坂の塔周辺を散歩する時間は、早起きした人だけが味わえる特別な特権です。
朝の清水寺を満喫した後は、少し足を伸ばして東山エリアの隠れた名刹「法然院(ほうねんいん)」へ向かいます。
ここは「哲学の道」から少し入ったところにあるお寺で、観光バスが停まるような場所ではないため、非常に落ち着いた雰囲気が保たれています。
茅葺き屋根の山門が美しく、門をくぐると両側に白い砂盛(白砂壇)があり、季節の模様が描かれています。
境内は豊かな緑と苔に覆われており、ただそこに佇んでいるだけで、心がすーっと落ち着いていくのを感じます。
お昼前には、近くの老舗喫茶店で丁寧に入れたコーヒーとたまごサンドをいただき休憩。
正午を過ぎて街が混み始める頃には、主要な観光を終えてホテルでのんびりする…というスケジュールが、大人の京都旅には最適です。
「京都は混んでいるから」と諦めてしまうのはもったいない。
時間を少しずらすだけで、ガイドブックで見たような「静寂で美しい京都」にちゃんと出会うことができますよ。
次回の京都旅では、ぜひアラームを少し早めにセットしてみてください。

